東京五輪期間は宿泊税課税せず 東京都が方針固める
東京都は5月16日、2020年の東京オリンピック・パラリンピック期間中は宿泊税を課税しない方針を発表した。期間は20年7月1日―9月30日までの3カ月を予定している。6月の都議会定例会に「東京都宿泊税条例改正案」を提出する。宿泊税は東京都が全国に先駆け、02年に導入した。宿泊料金が1人1泊1万円以上1万5千円未満で100円、1万5千円以上で200円を課税している。都内には約2千軒の宿泊施設があり、このうち600軒程度が対象になっている。東京を訪れる外国人旅行者の急増により、税収は増加傾向で、18年度...