8月の宿泊業の倒産は8件、新型コロナ感染拡大の20年をピークに減少傾向-TSR調査

東京商工リサーチ(TSR)によると、8月の宿泊業は5カ月ぶりに前年同月を下回り8件だった。2022年1月~8月の累計件数は59件で新型コロナの感染が拡大した2020年の同期(83件)をピークに減少傾向にある。負債総額は前年同月比44.8%減の41億5000万円で3ヵ月ぶりに前年同月を下回った。原因別では販売不振が6件、形態別では8件すべてが破産だった。辻のやと関連会社の粟津観光金閣は2社合計で12億1028万円の負債で金沢地裁小松支部から破産開始決定を受けた。辻のやは、1956年10月創業で温泉旅館...