宿泊業の倒産、5月は8件、中堅規模で増加傾向-TSR調査
東京商工リサーチ(TSR)によると、5月の宿泊業の倒産件数は8件で2ヵ月連続で前年同月を上回った。負債総額は20億4400万円で2ヵ月ぶりに前年同月を下回った。10億円以上の大型倒産はゼロだったが、1億円以上10億円未満が5件と中堅規模の倒産が増加している。原因別では販売不振4件、既往のシワ寄せ3件、設備投資過大1件で、形態別では破産5件、特別清算が3件だった。サンパール観光は愛媛県の第三セクターなどの出資で、1970年代から愛媛県南部地域の観光レクリエーション開発事業の一環として宿泊施設やレストラ...