7月の宿泊業の倒産は10件、需要減少で9割がコロナ関連倒産-TSR調査

東京商工リサーチ(TSR)によると、7月の宿泊業の倒産は10件だった。4ヵ月連続で前年同月を上回り、2022年1月から7月の累計は51件(前年同期49件)と前年同期を上回るペースとなっている。負債総額は16億4700万円で2ヵ月連続で前年同月を上回った。原因別では販売不振が9件で長引くコロナ禍による宿泊需要の減少が影響している。形態別では10件すべてが破産で、北海道、東北、北陸、中部、近畿、中国、九州と幅広い地域で発生。新型コロナ関連倒産は9件で、支援を受けたものの業績回復が遅れ先行きの見通しが立た...