7月の旅行業の倒産は3件、旅行マインド低下で先行き不透明感続く-TSR調査

  • 2022年8月16日

東京商工リサーチ(TSR)によると、7月の旅行業の倒産は7ヵ月ぶりに前年同月を上回り3件で、全て「新型コロナ」関連倒産だった。負債総額は3億2500万円で2ヵ月ぶりに前年同月を上回った。新型コロナ感染拡大の当初は国内旅行をメインとする事業者の倒産が目立ったが、その後はバスなどで移動する日帰りツアーや合宿といった団体・グループを扱う事業者の息切れ倒産も散発している。TSRによれば2022年1月から7月までの倒産件数は14件(前年同期19件)と前年を下回るが、感染者数の増加により旅行マインドの低下が懸念...