多言語自動ガイドシステム「MITS」で訪日対応を【PR】
観光バス・タクシーに装備し「言葉の壁」を解決
旅行会社もツアーで活用可能
15ヶ国語に対応、混載ツアーでは4言語が利用可能
MITSの対応言語は15ヶ国語。訪日外国人旅行者の言語需要の7割を占める日本語、英語、中国語、韓国語に加えて、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語、オランダ語、トルコ語、ロシア語、インドネシア語、タイ語、アラビア語も含まれており、ほぼすべての旅行者に対応できる言語数だ。利用する言語は各社の顧客や予算に応じて選択することができる。
MITSは、あらかじめ選んだ言語のなかから、使用時には最大4言語まで同時に利用可能。多国籍の混乗ツアーに最適な観光ガイドシステムとなっている。
高精度のGPSでピンポイントに観光ガイド
MITSには高精度のGPS機能が組み込まれているため、観光バスや観光タクシーに乗車する旅行者に最適なタイミングで音声ガイドを提供できる。観光バスの場合は、あらかじめ運行ルートに沿った順番でインプットしておけば、必要なポイントに到着する直前で音声ガイドがスタートする。設定できるポイントの数はほぼ無限で、登録できる運行ルート数は約20。さらに、GPSデータの分析により渋滞情報を取得し、渋滞時にはあらかじめ用意したガイドコンテンツを順次自動的に再生し、通常より多くのガイドを提供することで、乗客を飽きさせない工夫がされている。
観光タクシーの場合は、運行ルートの決まっている観光バスと違い、ガイドが必要なポイントにどの方向から近づくかわからないため、「設定ポイントの半径500メートル以内に入るとガイドをスタートする」といった設定も可能だ。
今後はWiFi機能の組み込みも予定しており、「これが実現すれば緊急時にWiFiを介して避難情報などを多言語アナウンスするなど、危機管理にも応用できるようになる」(オービーエス第2営業部長の菊池博氏)という。