【若手ホテリエに会いに行くvol.6】ONSEN RYOKAN 由縁 札幌 宮田翔さん
仕事選びで重要なのは「誰と繋がりたいか」
札幌で得た繋がりを生まれ故郷に還元したい
宮田 九州から札幌に来て最初に食べたのはジンギスカンです。クセになる美味しさですね。スープカレーにもはまりました。そして外せないのはラーメンです。九州出身としては細麺以外は受け付けないと思っていたのですが、実際食べてみると太麺も美味しい。味噌ラーメンも、一幻のエビそばも大好きです。北海道はなんて魅力的なところなんだろうと思いました。
宮田 将来は総支配人を目指したいと思っています。また、それに加えて、この場所で得た繋がりを九州に持ち帰りたい、九州に還元していきたいという思いもあります。「ONSEN RYOKAN 由縁」は、大分でも展開できるシリーズだと思っているので、是非実現できたらいいなと思っています。
そのためには、まずは同期の誰よりも早く、スタッフクラスからマネージャークラスに昇格したいと思っています。北海道で一人離れているからこそ、自分にしかできないことがたくさんあると思っていますし、誰にも負けたくない。最終的に総支配人になるという目標はありますが、まずはそこを目指しています。そしてできれば、この札幌にいる間にマネージャーになりたいと思っています。もし九州に帰るとなると、UDSとしては新しい拠点になるので、今この場所でどれだけ知識を蓄えられるかが重要です。人のマネジメントも施設のマネジメントも経験がないので、多くの人との繋がりのある今の環境で学ぶことがベストだと思っています。
宮田 仕事を選ぶ上で重要なのは、「誰と繋がりたいか」だと思っています。パソコンや機械だけが好きならこの仕事ではないかもしれません。たくさんの人と繋がりたいと思うなら、間違いなく観光産業は選択肢の1つだと思います。今後、海外からの観光客が再び訪れるようになれば需要の増加は見込めますし、これまで以上に求められる仕事になるでしょう。未知の業界だったとしても、本当に行きたいという思いがあるのであれば、飛び込んでみる価値はあると思います。人が好きなら観光産業をおすすめします!