メキシコ、「新型コロナウイルス」に関する最新情報
メキシコにおける「新型コロナウイルス」の最新情報をお知らせいたします。
2020年10月09日、メキシコ連邦政府は全国の信号情報(新感染症危険情報)を更新しました。
適用は10月12日からとなり、17州が「橙色」、14州が「黄色」、1州が「緑色」という状況に変わります。
◎ 橙色(17州)
病床65%以下が埋まっており、2週間感染者数が減少傾向。
公共機関、学校など一部解除。健康上のリスクを持つ人も外出可。
〔対象州〕
メキシコ市、メキシコ州、アグアスカリエンテス州、コアウイラ州、コリマ州、
チワワ州、ドゥランゴ州、ゲレロ州、イダルゴ州、ハリスコ州、ナジャリット州、
ヌエボレオン州、オアハカ州、ケレタロ州、シナロア州、ユカタン州、サカテカス州
◎ 黄色(14州)
2週間の入院者数、感染者数が減少。
公共機関、学校など一部例外を除き、商業施設は収容人数の50~75%で営業可。
〔対象州〕
バハカリフォルニア州、南バハカリフォルニア州、チアパス州、グアナフアト州、
ミチョアカン州、モレロス州、プエブラ州、キンタナロー州、サンルイス・ポトシ州、
ソノラ州、タマウリパス州、タバスコ州、トラスカラ州、ベラクルス州
◎ 緑色(1州)
基礎的な衛生防疫措置を講じれば、特段の制約なし
〔対象州〕
カンペチェ州
※この指針は連邦政府による例示であり、最終的な措置は各州政府により
各地域の状況に応じて決定されます。
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■ メキシコ保健省が発表した新型コロナウイルス感染症発生状況(10月10日正午現在)
累計感染者数で世界9番目、累積死者数で世界4番目となっています。
* メキシコ全国
累計症例数: 810,020名 / 累計死亡者数: 83,497名
* メキシコ市のみ
累計症例数: 138,329名 / 累計死亡者数: 10,730名
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■ その他
* 米国国境における不要不急の移動制限が、10月21日まで再延長されました。
* 日本政府の水際対策において、メキシコは継続して対象国となっています。
メキシコ在住日本人は帰国後PCR検査+2週間の自主隔離(公共交通機関利用不可)が必要。
メキシコ国籍は通常日本へはビザ不要ですが、現在は入国不可となっています。
* 10月10日現在で一般公開されている遺跡、博物館は以下の通りです。
人数制限など条件がある場合や、「新しい日常」と感染予防措置は大前提となります。
・アグアスカリエンテス州:
アグカスカリエンテス地方歴史博物館
・カンペチェ州:
バランクー、ジィビルノカック、エズナ、オクチョブ、オルミゲーロ、シュプヒルの6遺跡、
サン・ホセ要塞の海底博物館
・メキシコ市:
クイクイルコ、ミスコアックの2遺跡、カランサの邸宅博物館、エル・カルメン博物館
・メキシコ州:
テオティワカン遺跡(1日 3,000人までの入場制限。ピラミッドの登頂不可など条件付)
・グアナファト州:
プラスエラ、カニャーダ・デ・ビルヘン、ペラルタ、エル・コポロ、アロージョ・セコの5遺跡、
グアナファト地方博物館
・モレロス州:
チャルカツィンゴ遺跡
・プエブラ州:
プエブラ地方博物館
・キンタナロー州:
コバ、ムジル、サン・ヘルバシオ、トゥルムの4遺跡
・ソノラ州:
セロ・デ・トゥリンチェラス遺跡、ソノラ地方博物館
・ユカタン州:
チチェン・イッツァ(ハリケーン被害から再開)、
ディビルチャルトゥン、イサマル、マヤパン、ウシュマル、シカンボの5遺跡
* 9月30日の時点でカンクンのホテル占有率が33.5%となり、キンタナ・ロー州として
4万人を越える観光客を確認。
* カンクン空港へ乗り入れている85便(うち国際線28便=ほとんどが米国都市)でしたが、
10月に入ると1日ルフトハンザ、2日エールフランスが運航を再開。
カンクンと並んでプエルト・バジャルタも30%越えで観光需要が復調してきています
* 先週末からベラクルス州、プエブラ州を視察しましたが、マスク着用率は7~8割。
商業活動は平常に近い感覚でした
以上、ご注意ください。