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マリオット、日本のイン・アウト好調-MICE1.5倍で推移

  • 2012年7月25日

▽アジア太平洋地域で250軒を目標、日本の開発計画も

 マリオットは2015年にアジア太平洋地域で250軒を運営することを目標としている。特に中国での展開を強化しており、現在、同地域で運営する129軒のうちの59軒、現在計画中である128軒のうち53軒が中国のプロパティだ。上海に19軒、北京に9軒と成長力のある都市に多数のブランドを有しているのが、他のホテルチェーンと異なる強みとアピールする。また、東南アジアでも開発を進めており、シェムリアップで現在、新ホテルを建設しているほか、ミャンマーやラオスでの展開も検討している。

 日本については昨年発表した「ザ・リッツ・カールトン沖縄」「ザ・リッツ・カールトン京都」「大阪マリオット都ホテル」以外、新たに発表できる段階にあるプロジェクトはないという。ただし、アジア太平洋地区ホテル開発取締役副社長兼日本・ベトナム地域ホテル運営副社長のポール・フォスキー氏は、その後も開発計画が推進していることを明言。「プライオリティは東京にマリオット」と述べ、そのほかリッツやコードヤードでの展開も示唆し、日本での開発計画も拡大方向にあることを明かした。