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地域に分け入るJAL社員たち~宮城県東松島市編~

  • 2022年9月15日
-今後の需要回復も見据えて、コロナ後はどのようなターゲットにどのような商品・素材を紹介していきたいですか。

 皇室献上の栄誉を何度も受けてきた海苔は、黒光りして香り高く高品質です。漁師によって味わいに違いがあるのでぜひ食べ比べを! 東松島特産米「かぐや姫」のおむすびに、この海苔を巻いて食べたら最高です! 2本の一級河川から注がれた豊富な栄養で育った牡蠣は、1年で大粒に育ちプリプリ、生食以外では、天ぷらや東松島市が発祥といわれる「ちぢみほうれん草」と一緒にしゃぶしゃぶして、牡蠣を包んで食べるのがオススメ!! また、これらの食材で開発されたのが、JALふるさとプロジェクトで誕生した「海苔の旨たれ」と「牡蠣キムチ」。「牡蠣キムチ」は数量限定で早々に売り切れましたが、「海苔の旨たれ」は全国のカルディコーヒーファームで好評販売中です!

海苔といっしょに食べてほしい東松島市特産品「かぐや姫」は、1993年の大冷害の年に発見され、そのシュチエーションがまるでおとぎ話のかぐや姫!! おむすびや海苔弁で食べてみて!

-観光事業者や他の自治体と連携して取り組みたいことがあれば教えてください。

 事業者と連携して、教育旅行の受け入れに力を入れています。東日本大震災での教訓を生かした防災学習、豊かな自然を生かした体験学習、地引網、かご漁、シーカヤック、SUP、牧場の仕事、乗馬、縄文、収穫体験など様々なメニューがあります。市では、事業者が取り組む学習体験メニューを、訪れる方のニーズに合わせて組み合わせるなどしたコースも提案できますので、いっしょに最適なコースを構築しましょう! 「SDGs未来都市」、「日本版持続可能な観光ガイドラインモデル地区」、「脱炭素先行地域」に選定されている東松島市には、学びのポイントがあふれていますよ!

総務部総務課 峰慎一さん

1995年入社。直客・法人営業、海外地上手配、旅行会社セールスを経て、約10年間国際線の団体予約に携わりました。2021年4月より東松島市に出向し、市職員の接遇力向上、情報発信力強化に取り組んでいます。市職員の接遇力向上については東北6県の自治体では初の客室乗務員による「JALコミュニケーションスキルアップ プログラム」を実施し、情報発信力強化については、メディアやJAL媒体を活用した東松島市の魅力発信を行っています。またJAL社員と大学生が地域に入って課題解決を行うJAL青空留学実施や首都圏の大学との包括連携協定締結など、関係人口増加の取り組みにも力を入れています。

-住んでみて初めて知った地域の特色や、お薦めの観光素材はありますか。

 住んでみて初めて感じたことは、とにかく空が広いこと。広い空と青い海との美しい風景を眺めると悩みや嫌なことが吹き飛びます! 通勤途中や何気なく空を見上げた時にブルーインパルスの訓練飛行が見られるのも東松島市ならではの特色です。あとは何と言っても「人」ですね。一度訪れていただけるとわかりますが、市民と市職員の距離がものすごく近いところや、誇りや使命感を持って手間暇かけて良質な農作物や海産物、自社商品を生産する一次生産者、市内の事業者、高い志を持って地域の課題に取り組んでいる移住コーディネーター、地域おこし協力隊の皆さまからは学ぶことがたくさんあります。複数の大手企業からも震災からの復興やSDGSの学びの場として注目されています。

ブルーインパルス

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