7月の国際航空需要は2.7%増、伸び率が縮小傾向-IATA調査
国際航空運送協会(IATA)によると、2019年7月の全世界における航空輸送実績で、旅客輸送量を表す有償旅客キロ(RPK)は前年比2.7%増であった。6月までの累計が4.8%増、6月単月が5.4%増であったのに対し、経済摩擦などの影響で伸び率が低下しつつある可能性がある。ただし、7月の座席供給量を表す有効座席キロ(ASK)は4.1%増で、ロードファクターは0.5ポイント増の81.2%と前年を超えた。方面別では、ラテンアメリカのRPKが4.1%増と最も好調で、次いでアフリカが3.6%増、欧州が3.3%...