IATA、5月の航空需要は堅調、停滞傾向も-国際線利用率が8割超え

国際航空運送協会(IATA)がこのほど発表した2019年5月の全世界における航空輸送実績で、需要を表す国際線の有償旅客キロ(RPK)は前年比4.3%増となった。これに対して座席供給量を表す有効座席キロ(ASK)は2.1%増で、ロードファクターは1.7ポイント増の80.4%と8割台に達している。路線別で見ると、RPKは全方面で前年を上回り、特にラテンアメリカは6.7%増と好調。次いで欧州が5.4%増、北米が4.8%増、アジア太平洋が4.0%増などとなった。一方、ASKでは、欧州が4.6%増となったほか...