観光庁、20年度概算要求は8.4%増の771億円-国際交流で新事業
観光庁は2020年度の予算概算要求で、今年度予算比8.4%増の770億9900万円を要求した。大きな柱は2本で、今年1月に徴収を開始した国際観光旅客税(出国税)を財源とする「国際観光旅客税を活用したより高次元な観光施策の展開」が7%増の520億円、一般財源による「観光先進国の実現に向けた観光施策の着実な実施」が21%増の209億8700万円。政府目標である20年度の訪日外国人旅行者数4000万人と消費額8兆円の達成に向け、訪日プロモーションなど即効性が期待できる事業の増額をはかる。そのほか、復興枠と...