新財源検討会、議論は「出入国」にフォーカス-観光庁
観光庁は10月19日、新たな財源確保策について検討する「次世代の観光立国実現に向けた観光財源のあり方検討会」の第4回会合を開催し、具体的な導入策や使途などに関する「論点整理」のための議論を開始した。同検討会は国内外の旅行者の受益と負担のあり方や、訪日旅行への影響を勘案した上で、「出国税」などの新財源について検討するもの。これまでの会合では旅行業界や航空業界などから、財源確保の選択肢として俎上に載せられている「出入国」「航空旅行」「宿泊」について、旅行者に負担を求めた場合の影響などをヒアリングしている...