コロナ禍からの復活へ ASEAN+3観光大臣会合が開催
観光庁によると2月5日、「第20回ASEAN+3観光大臣会合」がテレビ会合形式で開かれ、日本からは鳩山二郎・国土交通大臣政務官が出席した。世界的なコロナ禍からの観光産業の復活へ向け、各国が今後5年間取り組む観光協力の方向性が議論された。
観光協力の具体的取り組みをまとめたワークプランは、12分野38の取り組みを規定。12分野は、持続可能な観光の推進▽域内観光交流増加のための新たな旅行商品開発▽人材開発・教育▽旅行博等への出展による観光PRと観光事業者の参画推進▽マーケティング活動▽観光危機管理▽アセアンセンターの活動強化▽域内旅行振興▽旅行産業における協力強化▽旅行関係データの共有▽セミナー、ワークショップの共同開催▽その他―で、会合で採択された。
鳩山政務官からは外国人観光客の受け入れ再開について、今後、新型コロナの感染状況が落ち着いている国・地域から、防疫措置を徹底した上で少人数の団体形式で試行的に取り組むことが紹介されたという。
情報提供:トラベルニュース社