国土交通大臣賞に「富岡製糸場」 日観協の観光ポスターコンクール

 日本観光振興協会は4月17日、日本観光ポスターコンクールの入賞作品を発表した。グランプリにあたる国土交通大臣賞に群馬県富岡市の「世界遺産 富岡製糸場」が選ばれた。応募総数は147作品。

 同コンクールは1947年から始まり、今回で67回目。一次審査で52作品に絞り込み、評論家の山田五郎さん、写真家の映画監督の宮澤正明さん、グラフィックデザイナーの左合ひとみさんによる審査会で各賞を決めた。消費者からのオンライン投票も受け付け、約2万2千票が投じられた。

 総務大臣賞は秋田県の「秋田犬の里集中プロモーション『行け、行け、アキタ。』」、観光庁長官賞は渥美半島観光ビューロー(愛知県)の「渥美半島田原市の四季の魅力」、日本観光振興協会会長賞は室蘭観光推進連絡会議(北海道)の「Photogenic City 室蘭」、インバウンド賞はJR東日本秋田支社の「GO!OGA!」がそれぞれ選ばれた。

 審査員から評価の高かった作品に贈る審査員特別賞は、JRグループの「愛知デスティネーションキャンペーン 未来クリエイター愛知 想像を超える旅へ。」が受賞。オンライン投票の1位は長州路観光連絡会・下関長門連携事業専門部会の「絶景をハシゴする」だった。

 表彰式は6月7日に開かれる同協会の総会で行われる。


情報提供:トラベルニュース社