カニバスツアーで「HKB総選挙」 阪急交通社、投票で”センター”決める

 阪急交通社(松田誠司社長)は「HKB総選挙」と題し、自社ツアーの人気投票を始めた。関西発のカニを食べる日帰りバスツアー3商品が対象で、それぞれグレードアップの公約を掲げる。投票で1位になった商品は公約どおりの内容で販売するというユニークな取り組みだ。

 HKBは阪急交通社・カニ・バスツアーの頭文字。冬の旅行で人気があるカニをテーマにしたツアーの企画担当者3人が党首になってイチオシ商品としてアピールする。「お腹いっぱいハピネス党」は通常60分のカニの食べ放題の時間を89分間に延長するほか飲み放題を追加。「お土産テイクアウト党」は持ち帰りのお土産のベニズワイカニが1杯から3杯に増やす。「旅館でゆったり党」は、旅館フルコースのズワイカニ3杯がすべて活カニに変わるなど、公約を掲げて自らの商品への投票を促す。

 いずれの商品も販売されるが、公約どおりにグレードアップするのは1位の商品のみ。3商品の旅行代金は9990円から1万2990円。商品販売は10月5日から始まった。

 投票は「阪急交通社 関西発 HKB」で検索すると表示されるホームページ上からできる。商品販売日の10月5―20日が投票期間で、結果発表は11月1日。投票状況はHPで確認できる。


情報提供:トラベルニュース社