観光庁、日本版DMO候補として20法人を追加-第3弾
観光庁は5月31日付で、第3弾の日本版DMO(Destination Managemant/Marketiong Organization)の候補法人として、新たに20法人を追加した。今年2月に登録した第1弾の24法人、4月の第2弾の37法人に続くもので、あわせて81法人となる。
同庁は日本版DMOの形成と確立を支援するするため、昨年11月に「日本版DMO候補法人」の登録制度を創設。今回は5月10日までに申請があった法人のうち、登録要件を満たしていると認められる「釧路観光コンベンション協会」「福島県観光物産交流協会」などを登録した。
日本版DMOは観光地経営の視点に立った観光地域づくりの舵取り役として、全国での形成が急がれているところ。登録された法人は関係団体と連携して事業を進め、それに対して関係省庁が地方創生交付金の投入などによる支援をおこなう。政府は2020年までに100の日本版DMOを育成する方針を示している。
次回の登録については6月10日まで申請を受け付け、6月中に公表する予定。
▽観光庁、日本版DMO候補法人登録第3弾(5月31日付)
【地域連携DMO】12件
(一社)釧路観光コンベンション協会(北海道釧路市、弟子屈町)
(公財)福島県観光物産交流協会(福島県)
(公社)富山県観光連盟(富山県)
(公社)やまなし観光推進機構(山梨県)
(一社)八ヶ岳ツーリズムマネジメント(山梨県北杜市、長野県富士見町、原村)
(一社)木曽御嶽観光局(設立予定)(長野県木曽町、王滝村)
(公社)静岡県観光協会(静岡県)
浜松・浜名湖地域DMO(仮称)(設立予定)(静岡県浜松市、湖西市)
(一社)美しい伊豆創造センター(設立予定)(静岡県沼津市、熱海市、三島市、伊東市、下田市、伊豆市、伊豆の国市、東伊豆町、河津町、南伊豆町、松崎町、西伊豆町、函南町)
(一社)瀬戸内海島めぐり協会(兵庫県姫路市、明石市、洲本市、南あわじ市、淡路市)
(一社)田川広域観光協会(福岡県田川市、香春町、添田町、糸田町、川崎町、大任町、福智町、赤村)
(公財)みやざき観光コンベンション協会(宮崎県)
【地域DMO】8件
(特非)阿寒観光協会まちづくり推進機構(北海道釧路市)
(一財)ブナの里白神公社(青森県西目屋村)
(特非)土湯温泉観光まちづくり協議会(福島県福島市)
(一財)会津若松観光ビューロー(福島県会津若松市)
(一社)金沢市観光協会(石川県金沢市)
(一社)北杜市観光協会(山梨県北杜市)
(特非)大垣観光協会(岐阜県大垣市)
(一社)三次市観光まちづくり公社(仮称)(設立予定)(広島県三次市)