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KNTとまいど日本、iPadでホテル内を案内、訪日中国人向けにサービス開発

  • 2011年1月14日
 近畿日本ツーリスト(KNT)とまいど日本、ホテルグランパシフィックは1月13日、訪日中国人向けにiPadで動画や画像を用いてホテル館内のレストランや周辺情報などを案内する「お台場コンシェルジュ」サービスを「ホテル・グランパシフィック LE DAIBA」で試験導入した。まいど日本が開発したiPadアプリをベースとし、ホテル内のレストランや施設を案内するほか、料理や施設の写真から検索することもできるようにした。

 KNTとまいど日本は、昨年9月に外国人向けの温泉旅館専門サイト「日式温泉旅館」で業務提携していたが、外国人FITの取り込みには、動画や画像を用いて施設そのものや施設周辺の情報を提供する環境整備が必要との認識で一致し、今回のサービス開発にいたったという。対応言語は中国語簡体字、英語、日本語。

 今後はお台場コンシェルジュサービスで実績を積み、本格展開に向けてサービスの検討を進める。特に、KNTが取引するホテルや旅館、周辺施設など地域全体に対して、まいど日本が持つ訪日外国人旅行者向けコンテンツ制作のノウハウやスキルをもとにした外国人受け入れ支援サービスを提案していく考え。2011年度で1億円の売り上げをめざす。