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「ハイアット ハウス」東京初進出、今後国内で中長期滞在型ホテルのニーズ高まる?

  • 2024年2月20日

 「ハイアット ハウス 東京 渋谷」の開業により、同社の国内ホテルは計20軒となる。また、既に3軒の新規開業予定しており、詳細は下記の通り。

開業済みホテル

地域ホテル名客室数
北海道パーク ハイアット ニセコ HANAZONO100室
関東パーク ハイアット 東京177室
グランド ハイアット 東京387室
ハイアット リージェンシー 東京746室
アンダーズ 東京164室
ハイアット セントリック 銀座 東京164室
ホテル虎ノ門ヒルズ
(アンバウンドコレクション by Hyatt ブランド)
205室
ハイアット ハウス 東京 渋谷(2月26日開業)126室
ハイアット リージェンシー 横浜315室
ハイアット リージェンシー 東京ベイ350室
ハイアット リージェンシー 箱根 リゾート&スパ80室
東海富士スピードウェイホテル
(アンバウンドコレクション by Hyatt ブランド)
120室
北陸ハイアット セントリック 金沢253室
ハイアット ハウス 金沢92室
関西ハイアット リージェンシー 京都187室
パーク ハイアット 京都70室
ハイアット プレイス 京都239室
九州グランド ハイアット 福岡372室
沖縄ハイアット リージェンシー 那覇 沖縄294室
ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄343室

開業予定ホテル

地域ホテル名開業予定時期客室数
北海道ハイアット セントリック 札幌2026年216室
関東キャプション by Hyatt 兜町 東京2025年200室
関西キャプション by Hyatt なんば 大阪2024年前半167室


 現在、国内の「ハイアット ハウス」ブランドは金沢、東京の2軒のみだが、中長期滞在型の宿泊施設について坂村氏は「かなり可能性があるビジネスモデル」と評価した。同氏によると、中長期滞在型の宿泊施設は世界の主要都市で一定のシェアを占めるが、東京は比較的競争が少ない。東京を拠点に情報発信を行う企業や、技術開発を進める企業も今後増えてくると予想しており、非常に大きなマーケットになると予想している。

 また、東京以外の工業地帯でもニーズはあると見ており、具体的な場所として半導体関連企業が集まる熊本を挙げた。