【2025年最新版】お得に台湾旅行!ベストシーズンと安い時期

台湾旅行の安い時期は9月〜10月!その理由は?
台湾旅行の安い時期は、一般的に秋季の9月〜10月とされています。台風の多いシーズンであること、また観光客が少ない時期のため、航空券や宿泊費が安くなることがその理由です。
ただし、中秋節(9月〜10月)や10月の国慶節は休暇期間で、台湾国内でも旅行に出かける人が多くなる時期です。そのため、秋季でもこの時期は航空券や宿泊費が値上がりする可能性があります。
この時期は暑さも和らぎ、過ごしやすい気候になりますが、タイミング次第では台風の影響を受けることがあります。台風が接近すると交通機関が運休になることもあるため、余裕のあるスケジュールで計画を立てましょう。
羽田↔︎台北の航空券|各月の相場から安い時期をチェック
航空券は、旅行代金総額の中でも比重が大きい項目です。そのため、航空券が安い時期に台湾旅行を計画することで、旅行の費用を抑えることができます。
各月の航空運賃相場を比較して、安い時期をチェックしてみましょう。
【羽田↔︎台北|往復航空券の相場】
直行便 エバー航空 | LCC直行便 タイガーエア台湾 | |
1月 | 62,800円 | - |
2月 | 68,500円 | - |
3月 | 57,100円 | 55,140円 |
4月 | 69,400円 | 44,810円 |
5月 | 57,510円 | 41,730円 |
6月 | 56,010円 | 41,450円 |
7月 | 62,800円 | 49,950円 |
8月 | 62,290円 | 57,480円 |
9月 | 51,400円 | 40,680円 |
10月 | 51,400円 | 42,930円 |
11月 | 62,800円 | - |
12月 | 57,600円 | - |
各月の航空運賃相場を比較すると、エバー航空では9〜10月が最も安い時期であることがわかりました。LCCであるタイガーエア台湾では、9月に加え、5~6月の運賃も安くなっています。
航空運賃は、曜日や航空会社、予約のタイミングによっても変動します。複数の航空会社や前後の日程を比較して、最安値の航空券を見つけるようにしましょう。
航空券以外の費用について詳しく知りたい方は、以下の記事もおすすめです。ホテル費用や食費、観光費などについて具体的な金額を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
シンガポール旅行のリアルな費用感!項目別費用と物価を詳しく解説

航空券を安く購入する方法
羽田↔︎台北の航空券の相場からもわかるように、航空券が最も安いのは9〜10月と、5〜6月です。航空券が2番目に安い夏季と比較して、1万円ほど運賃が低めです。そのため、航空券を安く購入したい方は、9〜10月→5〜6月→夏季→冬季の順番で渡航時期の検討をしてみてください。
また、フルサービスキャリアよりもLCCの方が、運賃は安く抑えられます。ただし、LCCはフルサービスキャリアに比べてサービスに制限があり、座席も狭いことがあります。運航時間が早朝や深夜になることも多いため、総合的に比較してみましょう。
航空券の価格は、曜日によっても変動します。一般的に、金〜土曜出発は高く、月〜水曜出発は安くなる傾向があります。搭乗日を1日ずらすだけで数千円の差が出ることもあるので、スケジュールに余裕がある方は、日程を柔軟に調整してみてください。

航空券を安く購入するには、航空会社の正規割引運賃であるペックス運賃だけでなく、旅行会社の格安航空券やIT運賃も検討しましょう。
たびチャットでは、航空券とホテルのセットプランを取り扱っています。台湾旅行を計画中の方には、お得に旅行を実現するチャンスです。旅行のプランニングにお悩みの方は、LINEでお気軽にご相談ください。
秋季(9~10月)に訪れるメリット・デメリット
8月までの厳しい蒸し暑さが和らぎ、晴天の日が多くなる9月以降の台湾は、温暖な気候の中、観光、街歩き、夜市の散策を存分に楽しめます。台湾人にとって大切な節句である中秋節には、街中でさまざまな月餅に出会えるでしょう。また、10月からはセールも始まり、ショッピングにも最適な時期となります。
一方で、この時期の台湾は台風のピークシーズンに当たるため、観光の際にはいくつかのデメリットがあります。
メリットを最大限に活かし、デメリットをできるだけ減らすために、事前にしっかりと計画を立てましょう。
メリット|暑さが和らぎ、観光がしやすい
夏は暑さが厳しく、冬は曇りが多い台湾ですが、9月頃からは暑さも少し和らぎ、晴天率も高くなります。九份や夜市、淡水といった屋外の観光スポットも散策しやすい時期です。高雄の壽山では、ハイキングなどのアクティビティも楽しめます。
メリット|マンゴーや文旦など、この時期ならではの果物を楽しめる
台湾のマンゴーの旬は、10月頃までです。旬の時期は、あちこちで気軽にフレッシュなマンゴーを味わえます。グレープフルーツのように爽やかな文旦も、同じ時期欠かせないフルーツ。ドラゴンフルーツや釈迦頭など、日本では珍しい果物も楽しめます。
メリット|航空券やホテルの料金が安い傾向にある
中秋節と国慶節の期間を除けば、秋の台湾は観光客が比較的少ない時期です。そのため、旅費の大部分を占める航空券やホテルの価格が下がる傾向があります。少しでも旅費を抑えてお得に旅行したい方には、おすすめのシーズンです。
デメリット|台風の影響を受けることがある
台湾は6月頃から10月頃まで、台風のピークシーズンとなります。実際に上陸する台風は年間3〜4個程度とそれほど多くありませんが、交通機関の運休など、旅行に影響があることも。そのため、余裕のあるスケジュールで計画を立てるのがおすすめです。
デメリット|変わりやすい天気に注意が必要
温暖で過ごしやすい初秋の台湾ですが、急に暑くなる、スコールが降るなど、天気が変わりやすい点に注意が必要です。出発前に天気予報をよく確認し、気温に合わせた服装を準備しましょう。日本より日差しも強いので、晴雨兼用の折り畳み傘などがあると安心です。
台湾旅行の節約術
台湾の物価はゆるやかに上昇しており、特に数年前と比較すると宿泊費が高くなっています。飲食店の価格も上がりつつある中、どうすればお得に旅行できるかと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。しかし、ちょっとした工夫で、台湾旅行を節約しながら楽しめます。
台湾旅行の節約術は、以下のとおりです。
- 宿泊費|西門駅、善導寺駅周辺に宿泊する
- 食費|地元の飲食店や夜市を利用する、フードコートを利用する
- 観光費|観光パスを利用する
- 交通費|観光客向けの周遊パスを利用する
宿泊費の節約術
台北でホテル代を節約するなら、西門駅や善導寺駅周辺に宿泊するのがおすすめです。西門は歴史がありながら若者が多い活気あるショッピングエリアで、台湾の流行の発信地。善導寺はターミナル駅である台北駅や、商業施設の多い中山エリアまで徒歩圏内で、飲食店も多い便利なエリアです。
宿泊費をさらに抑えたい場合は、新北市など台北市近郊のエリアも検討してみましょう。例えば、板橋駅からであれば、地下鉄で台北駅まで20分弱とアクセスも良く、中心部よりも広いホテルにリーズナブルな価格で宿泊できます。
台湾の治安は全体的に良好ですが、一部には良くないところもあります。台北でおすすめしない地区は、萬華地区です。歴史もあり、夜市で有名なエリアですが、裏通りに入ると治安が悪化します。海外旅行初心者や女子旅、一人旅の場合は控えましょう。
食費の節約術
台湾は外食文化が根付いており、地元の人が利用する飲食店や夜市では、手頃な価格で食事が満喫できます。夜市は、観光地として有名な士林や寧夏の他にも、各地に大小さまざまな規模で開かれています。
さまざまな種類の料理を少量ずつ試せるのも、夜市の魅力の一つ。衛生面が気になる場合は、生ものを避け、食材の回転が速そうな人気店を選ぶと良いでしょう。
また、台湾ではフードコートも充実しています。夜市や屋台よりも快適な環境で食事をしたい場合は、台北駅や台北101などのフードコートを利用するのもおすすめです。日本と同様のシステムで注文できるため、言葉に不安がある場合でも安心して楽しめます。
観光費の節約術
台北観光を効率的に楽しむなら、「Taipei Fun PASS」という観光パスがおすすめです。このパスでは、台北101の展望台や故宮博物院など、30以上の人気観光スポットに入場できるだけでなく、公共交通機関も乗り放題になります。
1日券から3日券まで、旅行日程に合わせて期間を選べるので、観光プランに合わせて利用しましょう。
交通費の節約術
台湾高鉄(新幹線)を利用して地方都市へ移動する外国人旅行者には、周遊パスの利用がおすすめです。このパスでは、1週間の中で2日、3日、または5日間、台湾新幹線が乗り放題になります。
台北と高雄間を往復するだけで元が取れるお得な料金設定なので、地方都市への訪問を計画している場合には最適です。
台湾のベストシーズンは春と秋!その理由は?
台湾のベストシーズンは、3月〜4月と11月です。これらの時期は、台湾特有の厳しい夏の暑さが和らぎ、湿度が低く過ごしやすいのが特徴。特に3月から4月は、温暖で安定した気候が続くため、観光を存分に楽しめます。
また、台風シーズンが終わり、気温が下がって爽やかな秋晴れの日が多くなる11月も、旅行におすすめのシーズンと言えるでしょう。
春 (3月~4月)|温暖な気候の中、花咲く台湾を満喫
3月頃から気温がぐっと上がり、暖かくなる台湾の春。つかの間の穏やかな気候の中、各地で色とりどりの花が咲き誇ります。台北市郊外の竹子湖では、純白の海芋の花「カラー」が一面に咲き乱れ、訪れる人々を魅了します。
桜の名所も数多く、日本よりも一足早くお花見を楽しめるところもポイントです。
秋 (11月)|温泉も楽しめる、爽やかな秋
夏の長い台湾では、11月頃からようやく日中の気温が下がり始め、雨も少なくなり、秋らしい爽やかな気候になります。朝晩は少しずつ肌寒さも増し、火鍋などの温かい料理が恋しくなる季節です。
この時期にぜひ訪れたいのが温泉です。台湾には100か所以上の温泉地があり、都市の喧騒から離れて温泉リゾートを楽しめます。台北駅から地下鉄で気軽に行ける北投は、台湾でも有数の温泉街として有名です。
自分だけのベストシーズンを選ぶときのポイント
旅行の時期を選ぶことは、旅の満足度を左右します。数ある魅力的なシーズンの中から、ご自身にとってのベストシーズンを選ぶことが、台湾旅行を叶える第一歩です。
ここでは、気候、日照時間、イベント、自然の見どころ・アクティビティといった多角的な視点から、旅行時期を決めるためのヒントを紹介します。
1.気候で選ぶ
台湾の年間平均気温は22℃前後で、年間を通して温暖な気候です。四季はありますが、日本ほど明確ではありません。高温多湿な夏の期間が長い一方、冬は短く、比較的温暖なのが特徴です。
また、5月下旬からは梅雨入りし、雨が多くなります。梅雨が明けても8月頃までは雨が降ることが多く、蒸し暑さを感じやすい時期です。
台湾は南北に長い地形のため、北部と南部では気候が異なることがあります。台北は北部に位置することから、冬はタイミングによっては10℃を下回ることも。南国ゆえに暖房設備がない場所も多いので、寒い時期に訪れる場合には防寒対策が必要です。
平均最高気温 | 平均最低気温 | 平均最高気温 | 平均最低気温 | ||
1月 | 19.0 | 14.0 | 7月 | 33.0 | 27.0 |
2月 | 19.0 | 14.0 | 8月 | 33.0 | 26.0 |
3月 | 22.0 | 16.0 | 9月 | 30.0 | 25.0 |
4月 | 25.0 | 19.0 | 10月 | 27.0 | 22.0 |
5月 | 29.0 | 23.0 | 11月 | 24.0 | 19.0 |
6月 | 31.0 | 25.0 | 12月 | 20.0 | 16.0 |
引用|weatherspark
2.日照時間で選ぶ
旅行中、一日を有効に使いたい方にとって、日照時間は重要なポイントです。
台湾は日本よりも赤道に近いため、年間を通して日照時間の差が比較的少ないのが特徴。日本のように夏と冬で日照時間に大きな差が出ることはなく、一年を通して安定した日照時間の中で活動できます。
平均的な日照時間は、6:00頃から18:00頃までの約12時間です。
日照時間 | 日の出 | 日の入り | 日照時間 | 日の出 | 日の入り | ||
1月 | 約11時間 | 6:40 | 17:20 | 7月 | 約13時間 | 5:20 | 18:20 |
2月 | 約11時間 | 6:30 | 17:40 | 8月 | 約12時間 | 5:30 | 18:00 |
3月 | 約12時間 | 6:10 | 17:50 | 9月 | 約12時間 | 5:40 | 17:30 |
4月 | 約12時間 | 5:40 | 18:00 | 10月 | 約11時間 | 5:50 | 17:10 |
5月 | 約13時間 | 5:20 | 18:10 | 11月 | 約11時間 | 6:10 | 17:00 |
6月 | 約13時間 | 5:10 | 18:20 | 12月 | 約11時間 | 6:30 | 17:10 |
引用|weatherspark、tenki.jp
3.イベントで選ぶ
台湾では、一年を通してさまざまなイベントが開催されています。歴史、文化、芸術などのイベントが各地で繰り広げられ、訪れる人を魅了します。
1月~2月|旧正月
台湾のお正月は、旧暦の新年である旧正月(毎年1〜2月頃)です。この時期、街中は赤と金で華やかに装飾され、お祝いムードに溢れます。
観光地としても有名な迪化街では、旧正月の2週間ほど前から旧正月マーケットである「年貨大街」がオープン。旧正月に必要な食材や飾り物、新年の挨拶用の贈答品を買いに来る人で賑わいます。
さらに、旧正月の初日から数日間は、各地で爆竹が鳴らされ、花火も多数上がります。
2月頃|ランタン祭り
旧正月15日の元宵節(毎年2月頃)には、ランタン祭りが開催されます。夜空に無数のランタンが浮かび上がり、幻想的な光景を楽しめるイベントです。
特に有名なのは、新北市で開催される「平渓天燈節」と、毎年開催場所が異なる「台湾ランタンフェスティバル」。誰でも無料で参加することができ、世界中から多くの観光客が訪れます。
5月~6月|端午節
台湾三大節句の一つである端午節(毎年5〜6月頃)には、ちまきを食べる習慣があり、地域ごとに特色豊かなちまきが各地で販売されます。
また、台湾各地では迫力満点のドラゴンボートレースが開催されます。太鼓や銅鑼を打ち鳴らしながら競い合うレースは、観客を熱狂の渦に巻き込むほどです。
7月~8月|花火大会
淡水河のほとりにある大稲埕埠頭では、毎年7月から8月にかけて開催されるサマーフェスティバルが人気です。河岸はライトアップされ、フードトラックも出店されるため、グルメも楽しめます。
また、期間中には数回の花火大会も開催され、夏の台北を象徴する風物詩となっています。
12月|台北101のカウントダウンイベント
台北を代表するランドマークである台北101では、毎年新年のカウントダウンイベントが実施されます。
大晦日の19時からカウントダウンライブが始まり、人気歌手やアイドルも登場。0時になると1万6,000発もの花火が打ち上げられ、盛大に新年を祝います。
4.自然の見どころ・アクティビティを楽しむためのシーズン選び
台湾は、どの季節に訪れてもさまざまな風景を楽しめます。自然の見どころを満喫するためには、各シーズンの特徴を把握し、最適な時期を選ぶことが大切です。
春|台湾には、日本より一足早く春が訪れます。台北市の北にある陽明山公園ではさまざまな種類の桜が開花し、フラワーフェスティバルも開催。台湾で最も大きな湖である日月潭でも桜が満開になり、青い湖面とのコントラストに目を奪われます。
夏 |南国である台湾では、6月頃から海水浴を楽しめます。台湾屈指のリゾート地として有名な墾丁、マリンスポーツが楽しめる離島の澎湖など、美しい海が多数。コバルトブルーの海が広がる東海岸は、世界レベルのサーフィンスポットとしても有名です。
秋| 気温と湿度が下がり、爽やかな晴れの日が多くなる台湾の秋。深い峡谷と大理石の岸壁で有名な太魯閣は、11月頃に紅葉の見頃を迎えます。太魯閣国立公園内には台湾最大の白楊滝など大小さまざまな滝もあり、雄大な景色の中トレッキングを楽しめます。
冬|台湾の冬は温暖ですが、山間部では雪が降ることも。山岳地帯として有名な阿里山には、この時期に季節風の影響で雲海と雲瀑(滝のような雲の流れ)が現れます。
2024年には世界でも数少ない森林鉄道が運転を再開し、阿里山の冬の神秘的な景色を楽しめるようになりました。
台湾旅行の夢を叶える!安い時期の見極め方と節約術
本記事では台湾旅行の安い時期とシーズン別の費用について、具体的な料金を示しながら紹介しました。
台湾旅行は、ぜひ行ってみたい海外旅行のひとつです。しかし、航空券や宿泊費などの費用は、決して安くはありません。そのため、台湾旅行を実現させるためには、安い時期を見極めて節約術を抑えることが重要です。浮いた費用で、台湾旅行をより自分らしいものにすることもできますよ。
ぜひ本記事を参考にして、オリジナルの台湾旅行を実現させてください!
