エティハド、経営再建が順調に推移、路線利益率も改善
エティハド航空(EY)の2019年の通期業績で、航空など中核事業の営業損失が前年の12億8000万米ドルから8億7000万米ドルに改善した。営業収入が59億米ドルから56億米ドルに下がったものの、コスト削減の施策や燃油価格の値下がりが奏功した。旅客数は1.7%減の1750万人となったものの、有効座席キロ(ASK)を5.7%減としたことで、ロードファクターは2.3ポイント増の78.7%となった。またイールドは1%増であった。ASKの削減に伴って旅客輸送の収益は4%減の48億米ドルと前年を下回ったが、路...