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エティハド、経営再建が順調に推移、路線利益率も改善

  • 2020年3月11日

 エティハド航空(EY)の2019年の通期業績で、航空など中核事業の営業損失が前年の12億8000万米ドルから8億7000万米ドルに改善した。営業収入が59億米ドルから56億米ドルに下がったものの、コスト削減の施策や燃油価格の値下がりが奏功した。

 旅客数は1.7%減の1750万人となったものの、有効座席キロ(ASK)を5.7%減としたことで、ロードファクターは2.3ポイント増の78.7%となった。またイールドは1%増であった。ASKの削減に伴って旅客輸送の収益は4%減の48億米ドルと前年を下回ったが、路線ごとの利益率は向上したという。

 定時運航率は、定時出発率82%、定時到着率85%を記録し、中東地域で最も良好な結果と自負。就航路線全体での運航率は99.6%であった。保有機材数は5機減って101機となった。

※訂正案内(編集部 2020年3月13日16時11分)
訂正箇所:第1段落第1文
誤:8700万米ドル

正:8億7000万米ドル

お詫びして訂正いたします。