「アクセス廃業」の衝撃、JALの思惑、そしてめざす姿とは

旅行会社の負担軽減に意欲
NDC対応も「可及的速やかに」

日本航空(JL)がアクセス国際ネットワークの廃業を発表し、旅行業界に激震をもたらしてから約2ヶ月。もとはといえば今年3月にトラベルポートとの統合計画を発表していたところが、一転してアマデウスを推奨GDSに指名するという振れ幅の大きさも関心を集めている。アクセスの運命を左右した決断の背景やアマデウスへの期待について、JL販売統括本部で企画部長を務める佐々木政茂氏に聞いた。-まずは廃業を決められた経緯をお聞かせください 佐々木政茂氏(以下敬称略) アクセス国際ネットワークのビジネス環境を考えると2つの...