旅行業倒産、上半期は負債額が過去最少、中小・零細に集中傾向

東京商工リサーチ(TSR)によると、2019年上半期(2019年1月1日~6月30日)に発生した負債額1000万円以上の旅行業者の倒産件数は前年比1件増の14件、負債総額は7.69%減の7億3200万円となった。件数は過去20年のなかで昨年に次ぐ2番目の少なさで、さらに負債総額は最少記録を更新した。期間中には、例えば大阪の第2種旅行業者であったエー・ティー・シーが1億7800円の負債を抱えて1月8日に大阪地裁から破産開始決定を受けたほか、2月6日には東京の第2種旅行業者であった日本の旅エンジョイが負...