4月の宿泊業倒産は8件増の11件、負債計52億円

東京商工リサーチ(TSR)によると、2017年4月の宿泊業の倒産件数は前年比8件増の11件だった。負債総額は36億1700万円増の51億9500万円で、東日本大震災関連の倒産はなかった。11件の内訳は、破産が7件、特別清算が3件、民事再生法が1件。負債が最も大きかったのは長野県のホテル雄山で、負債総額は11億6300万円。上山田温泉で「ホテル雄山」や「ホテルグリーンプラザ」、「ホテルプラトン」を運営していた。96年7月期には約6億8500万円の売上高を計上していたが、景気後退に伴う企業の団体旅行の減...