16年度の宿泊業倒産は18件減の74件、19年ぶりの70件台
東京商工リサーチ(TSR)によると、2016年度の宿泊業の倒産件数は前年比18件減の74件となり、1997年以来19年ぶりに70件台にまで減少した。件数が100件を下回ったのは3年連続。東日本大震災関連の倒産は6件減の5件で、負債総額は197億9600万円減の344億2400万円となった。主な倒産は、今年の3月に37億円の負債を抱えて破産した長崎県雲仙市の東洋館など。昨年12月に特別清算決定を受けた、岩手県盛岡市のMCH(旧社名:盛岡シティホテル)の負債は30億9100万円だった。倒産の形態別では「...