9月の世界航空需要は7%増、日本は個人消費の減少で0.7%減
国際航空運送協会(IATA)によると、2016年9月の全世界における旅客輸送量を表す有償旅客キロ(RPK)は前年比7.0%増となった。RPKは有償で搭乗した旅客数に輸送距離を乗じたもので、航空会社の輸送サービスが利用された量を表し、結果として需要の大きさを把握可能。IATAでは、欧州でのテロ事件などの影響によって8月のRPKが4.6%増に留まっていたのに対し、7.0%増は今年3月以降では最大の伸びであることから、順調に回復傾向にあるとの見方を示している。また、航空会社が運航した座席数に輸送距離を乗じ...