IATA、16年航空業界の純利益は10%増を予想、15年も上方修正
国際航空運送協会(IATA)はこのほど、2016年の全世界の航空業界における収益が前年比0.9%増の7170億米ドルとなり、純利益は10.0%増の363億米ドル、純利益率は0.5ポイント増の5.1%になると予想した。旅客数は6.9%増の38億人を見込む。また、15年の純利益の予想についても、今年6月に発表した293億米ドルから330億米ドルへと上方修正した。増加の要因としては原油価格の下落などに加えて、大幅な旅行需要の増加などを挙げた。IATA事務総長兼CEOのトニー・タイラー氏は「運賃の価格競争や...