IATA、日本の空港使用料の低減求め-羽田の発着枠拡大に期待

  • 2014年11月20日

国際航空運送協会(IATA)事務総長兼CEOのトニー・タイラー氏は11月18日に開催したメディアラウンドテーブルで、日本の空港使用料について「世界水準でみると高額」であるとし、改善する必要性を説いた。同氏は「高額な空港使用料は日本の経済にとって競合上の足かせとなる」と指摘。成田の着陸料割引や、航空局が羽田空港の深夜早朝便の着陸料を値下げしたことなど、今までの取り組みを評価しながらも他国のハブ空港と競っていく上では見直しが必要と断言。「更なる取り組みをおこなうことで、利用料を全体的に引き下げていくこと...