次代の"宿"人材育成-観光庁が和大と連携し講座(1) コト消費で発展を

観光庁が大学と連携し、次世代の宿泊経営者を対象にした「観光産業を担う中核人材育成講座」が始まった。全国3会場のうち、近畿では10月8日に大阪市中央区の日本ケアフィット共育機構大阪事務所で実施。17人が参加した。開講式で、講座を運営する和歌山大学の山田良治副学長は「近年、座学を軽視する傾向があるが、科学的な深い思考力は現場だけでは得られない。本講座でいろいろな知識を吸収しニーズが多様化する現場に生かしてほしい」と呼びかけた。1コマ目は、観光庁観光産業課の森下晶美課長補佐が「宿泊事業と観光政策」と題して...