入れ墨客の温泉入浴「お断り」が過半数、問題発生は約2割-観光庁調査

観光庁はこのほど国内の温泉施設を対象におこなった、入れ墨(タトゥー)のある利用者への対応に関する実態調査の結果を発表した。その結果、入れ墨のある利用者に対して過半数の施設が入浴を断り、約2割が「トラブルが発生したことがある」と回答していたことがわかった。同調査は、2013年に北海道の温泉施設が、顔にマオリの伝統的な入れ墨を施したニュージーランド人女性の入浴を断り、問題化したことなどを受けて実施したもの。同庁では訪日外国人旅行者が急増するなか、状況を正確に把握することで同様の事例の再発を未然に防ぎたい...