海外旅行業況、2ポイント増加で予想上回る-中国復調などで

日本旅行業協会(JATA)が5月中旬から6月初頭にかけて会員各社611社に対して実施した旅行市場動向調査で、2015年4月から6月の海外旅行のDI値(※)はマイナス36となり、前期(15年1月~3月)から2ポイント増加した。3月時点の見通しではマイナス37としていたが、中国の復調やアジアの好調などを受け、9期ぶりに予想を上回った。回答社数は351で、回収率は57.4%だった。業態別では、回答数の最も多いリテーラー2が1ポイント増加。そのほか、海外旅行ホールセラーが12ポイント、リテーラー1が32ポイ...