海外旅行業況、小幅ながら回復基調に-中国など改善

  日本旅行業協会(JATA)が5月13日から5月28日にかけて実施した旅行市場動向調査によると、2014年4月から6月の海外旅行のDI値(※)はマイナス23となり、1月から3月までのマイナス26から3ポイント増加した。3月時の見通しでは10ポイント増のマイナス16になる見込みだったが、韓国の船舶事故や、タイなどアジア諸国の政情不安などにより、回復は小幅にとどまった。業態別では、総合旅行会社が13ポイント減、海外旅行系旅行会社が1ポイント減と落ち込んだ。一方、インハウスは9ポイント増、リテーラー2は...