海外旅行業況、欧州不調、近距離は回復傾向-3ヶ月後も低調

  • 2014年12月17日

日本旅行業協会(JATA)が11月7日から26日、会員各社に対し実施した旅行市場動向調査で、2014年10月から12月の海外旅行のDI値(※)はマイナス27となり、前期(2014年7月~9月)から6ポイント下落した。JATAによると、9月時点での見通しではマイナス21と横ばいだったが、円安やエボラ出血熱の流行などで、7期連続で予想を下回る結果となった。方面別では欧州が大幅に減少したが、近距離方面は増加。顧客層はファミリーやシニア層が減少した。業態別では、海外旅行系旅行会社は11ポイント増、インハウス...