JATA新理事長、「需要活発化が責務」-約款見直しにも意欲
このほど日本旅行業協会(JATA)理事長に就任した中村達朗氏は6月22日の定例会見で、就任の抱負を語った。この中で中村氏は、旅行が経済活動や国民生活にとって重要な意味を持つと指摘。その上で、「会員各社が業界に期待する役割も違うと思う」とし、「皆様のお考えをよく伺って、協会の運営を進めていきたい」と語った。特に、3月11日の東日本大震災により観光業界が打撃を受けていることに触れ、「需要を活発にしていくことが協会に求められている責務」との認識を示した。また、前理事長の柴田耕介氏のもとで進めてきた旅行業約...