JATA、震災復興対応に注力-節電ふまえ、新たな旅行需要の創出に取組む
日本旅行業協会(JATA)は6月16日に第55回定時総会を開催した。JATA会長の金井耿氏は、東日本大震災や福島第一原子力発電所事故が「未曾有の大災害として、旅行需要だけではなく日本経済全体に大きな影響を与えた」とし、「JATAの復興宣言にこめられた業界の知恵と力を結集し、この苦難の時を皆様と力強く乗り越えていきたい」と呼びかけた。JATAでは震災への対応として、震災発生直後から復興プロジェクトワーキンググループを設置し、被災地域の会員各社の会費の一部免除や、見舞金を送るなど対策を実施。4月15日に...