JATA金井会長、需要喚起に「あらゆる工夫」、観光による復興に改めて意欲

  • 2011年6月17日

日本旅行業協会(JATA)会長の金井耿氏は6月16日、総会後の意見交換会で挨拶に立ち、「今こそ、潜在的に十分存在する旅行需要、旅行への願望というものを外に引き出して実際に旅行していただくために、ありとあらゆる知恵と工夫を絞るべき」と訴えた。現在の環境における課題が「日本の実情の正確な発信」と「風評被害と過度の自粛からの脱却」であるとし、一般消費者が良かれと思って倹約や節約に取り組み、経済が停滞する悪循環に懸念を示したもの。金井氏は、会場に外国政府の大使館や観光局の関係者も多く集まる中、大震災から3ヶ...