宮崎観光に支援を 口蹄疫で打撃、国観連総会で理解求める

6月1日に開かれた国際観光旅館連盟総会で宮崎県の高柳貴裕さん(宮崎市・青島観光ホテル)が、口蹄疫による県内観光業界の窮状への理解と支援を求めた。高柳さんは「畜産農家はもちろん、観光も多大な打撃を受けています。特に、非常事態宣言以降は、人が集まる大会や行事はすべて自粛要請を受けている状況です」などと説明した。口蹄疫の発生が報告された4月20日から、これまでに宮崎市内のホテル16軒だけで約2万人のキャンセルが発生している。特に、宮崎県が非常事態宣言を行った5月18日以降はわずか1週間で1万人がキャンセル...