ANAHD、国際線旅客・貨物ともに伸長 2025年3月期は増収減益
ANAホールディングスは4月30日、2025年3月期(2024年4月〜2025年3月)の連結決算を発表した。国際線を中心とする旅客需要の回復により、売上高は過去最高を更新したが、人件費や整備費の増加が利益を圧迫し、営業利益と純利益はいずれも前期を下回った。2025年3月期のANAホールディングスの連結売上高は前期比10.0%増の2兆2618億円。国際線の旅客需要が旺盛で、昨年12月以降に新規就航した羽田=ミラノ線やストックホルム線、イスタンブール線の寄与もあり、国際線収入は8055億円(前期比10....