ANA、旅客需要の回復で増収も減益 2025年3月期第3四半期決算
ANAの2025年3月期第3四半期(2024年4月~12月)の決算は、旅客需要の回復を背景に増収となったものの、人件費や整備費用の増加により減益となった。売上高は1兆7027億円(前年同期比10.3%増)となり、特に国際線・国内線ともに旅客数の増加が寄与した。一方、営業利益は1711億円(同18.5%減)、経常利益は1815億円(同12.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1340億円(同10.0%減)と、前年同期を下回る結果となった。国際線旅客は、訪日需要の回復や北米・欧州路線の好調を受け...