スコール・インターナショナル東京がウクライナ大使館へ支援金

武井氏(左)からイリナ氏(右)へ支援金が寄贈された

 旅行関係企業のマネージメントクラス以上を資格条件とする会員組織のスコール・インターナショナル東京は、5月9日に開催された定例会でウクライナ大使館に支援金を寄贈した。

 寄贈式には在日本ウクライナ大使館三等書記官、経済、文化協力のインナ・イリナ氏を招き、会長の武井久昌氏(西武・プリンスホテルズワールドワイド)から「ウクライナの人々への支援に役立てて欲しい、そして早急に平和な日がくることを望んでいます」とメッセージが送られた。

 イリナ氏は「本当にウクライナを応援していただいて感謝申し上げます。今、ウクライナは本当に大変な時期ですが皆さんのサポートをとても感じており、応援はウクライナの人々への心にも響いています。」と謝意を述べた。会ではウクライナの現在の様子や旅行先としてのウクライナの魅力なども説明された。

 武井氏からは「私たち観光産業に関わるものがそれぞれの立場からウクライナの人々への支援を続けていこう。一つの案として、ウクライナのおいしいワインを各ホテルで提供することを検討してほしい」と呼びかけた。