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【新春特集】ドイツ観光局、日本の力強い回復確信、新生レイルヨーロッパとも協働で需要獲得へ[PR]

Twitterなど活用で消費者の関心獲得
サステナブル・ツーリズムの鍵は「楽しさ」

レイルヨーロッパ、生産性向上へ体制変更

 ドイツ鉄道(DB)をはじめ欧州各国の鉄道チケットやユーレイルパスなどの鉄道パスを提供している欧州最大の鉄道チケット販売会社であるレイルヨーロッパは、コロナ禍前の2017年ごろから事業や組織の刷新に着手。「欧州以外のエリアで欧州の鉄道を販売する」役割はそのままに、各国・地域の特性に合わせて効率的かつダイナミックに事業を展開できるよう、アジア太平洋地域(日本、韓国、東南アジア、豪州、ニュージーランド)、大中華圏、米州、EMEA(アフリカ、インド、中東など)の4エリアに分割した体制とした。

 そして昨年のコロナ禍に入り、「各国のオフィス閉鎖という辛い選択をすることになった」ところ。具体的には、日本とソウル、オークランド、ブエノスアイレスのオフィスを閉鎖しており、現在はアジア太平洋地域については、地域内で最大の市場である豪州に置いた拠点から各国を統括している状況だ。

B2B注力で販売ツールなど利便性向上

 こうした体制の変化に合わせて、現在はB2Bの流通に注力。レオナード氏は「B2Bは我々の原点、DNAであり成功の源だ」と語り、旅行会社やドイツ観光局などのパートナーとの良好な関係の構築と、販売のための利便性高いツールなどの提供に力を入れているという。

 旅行業界に対しては、B2B販売ツールでの情報提供に加え、ニュースレターも隔月で配信。ウェビナーや、自分のペースで受講できるオンライン学習プログラムも提供している。日本では、欧州エクスプレスとトラベルプラザインターナショナル(TPI)が総代理店、さらにワールドコンパスが販売代理店として契約しているところだ。

 販売ツールは「Easy Rail Access」へとリニューアルし利便性を向上。Eチケット化を実現したほか、旅行会社などが欧州の鉄道販売機能をシームレスに導入できるAPIも開発し、鉄道の販売を容易にした。

Easy Rail Accessでは、旅行会社などのウェブサイトでモバイル版のユーレイルパスをAPI経由で販売する機能を2021年2月に発表するなど機能拡充も継続している(©SNCF)

日本市場の回復は夏前から期待

 日本市場の回復については、「欧州は日本にとって重要なデスティネーションであり続けるのは間違いない」一方で、感染リスクなどを考慮すると「ゆっくりだが安定的」なものとなる予想。時期としては、「春の終わりから夏のはじめにかけて」回復が始まるとの見方を示した。

 そうしたなかで、レイルヨーロッパとしては旅行業界に対して提供するツールやサポートを可能な限り充実し、回復の最大化を目指す。「コロナ後の世界では今までと異なる部分があって当然。新しいチャレンジや課題に対し、マインドセットを変えて取り組んでいきたい」考えだ。