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全旅、クーポン取扱額を発表 19年度は13%増の399億円

  • 2020年8月3日

 全旅(中間幹夫社長)の2019年度クーポン実績がこのほどまとまった。取扱額は18年度比113%の398億8450万円だった。

 19年度に1割以上伸びたことについて同社では、送客正会員の発券限度額を保証金の20倍に増額したことや、BtoBのオンラインシステムTrip全旅のサービス開始が取扱増につながったと分析。18年度に実施した送客正会員の保証料制度の廃止、業務用クーポンの取扱スタートも奏功した。

 券種別では、宿泊券が164億5300万円、観光券が151億2500万円、船車券が39億2千万円、日旅アルファライン43憶4700万円だった。11面に券種別受入機関、送客会員の取扱上位100社を掲載。

 また、全旅では7月1日から、全旅クーポン会正会員新規入会キャンペーンを始めている。開始から2週間で約70社が入会した。

 キャンペーンは通常5万円の入会金を2万5千円に半額。入会時の月次発券限度額が1千万円未満の場合、3期分の決算書提出を求めていたが決算書の不要とした(ただし月次発券限度額1千万円以上の場合は必要)。

 9月30日まで。


情報提供:トラベルニュース社