新東名、全線開通は23年度、埋蔵文化財調査や断層対応で遅れ
NEXCO中日本(中日本高速道路)は、8月27日に開いた「新東名高速道路(海老名南JCT-御殿場JCT間)連絡調整会議で、新東名高速道路の全線開通が予定した2020年度から23年度に遅れる見通しを公表した。
埋蔵文化財調査や想定以上の断層対応で
工事区間中、工期が見直されるのは次の2区間。
○伊勢原大山IC-秦野IC間は、用地取得の難航や、膨大な埋蔵文化財調査により、道路本体工事が遅延。開通はこれまで予定していた20年度から21年度へ。
○秦野IC-御殿場IC間は、のり面崩落に伴う工事用進入路のルートの見直し、想定以上の断層破砕帯が確認されたことによる施工計画の見直しが発生。開通はこれまで予定していた20年度から23年度へ。
伊勢原JCT-伊勢原大山IC間と御殿場IC-御殿場JCT間は計画を変えず、それぞれ19年内、20年度の開通を予定している。
情報提供:トラベルニュース社