ロイヤル・カリビアン、プライベートアイランド第1弾開業、250億円投じ
ロイヤル・カリビアン・インターナショナル(RCI)はこのほど、バハマのプライベートアイランド「パーフェクトデイ アットココケイ」をオープンした。これは、同社が3月に発表した「パーフェクトデイ アイランドコレクション」の第1弾で、約250億円をかけて整備を進めているもの。
島内には、北米一という高さ41メートルのウォータースライダーや気球での空中遊覧、波の出るプール、約488メートルのシップラインコースなどを用意。また幼児向けビーチや水上バーも備え、さまざまな過ごし方を提案する。さらに、2020年12月には「ココビーチクラブ」のオープンを予定しており、専任アテンダントが付く水上カバナや約792メートルのインフィニティプールを建設する予定だ。
パーフェクトデイ アイランドコレクションは、RCIの乗船客のみが訪問可能なプライベートアイランドを世界各地に所有するプロジェクトで、ココケイ以外でもアジアやオーストラリア、カリブ海でも展開を予定だ。
なお、同プロジェクトとの関係は定かでないがRCIは日本の奄美大島での寄港地開発計画もいるところ。しかし、こちらは世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)が反対声明を発表し署名活動サイトchange.orgでも3万5000筆以上の署名が集まるなど、開発の難しさが露見している。