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阪急交通社、18年度決算は増収減益 70周年記念商品が好調

 阪急交通社は5月15日、グループの2018年度連結決算を発表した。営業収益は前年度比4・4%増の355億2800万円、営業利益は同14・2%減の17億6400万円だった。

 グループは、阪急交通社と阪急阪神ビジネストラベル、阪急トラベルサポート、阪神トラベル・インターナショナルの4社。

 海外旅行はヨーロッパやエジプト、トルコ、アジアが好調。なかでも香港・マカオの伸長が目立った。国内旅行は自然災害の影響を受けたが、被災各地での「ふっこう割」で回復を図った。北陸・甲信越や近畿、九州は、創業70周年記念商品やバスツアーを強化し好調だった。訪日旅行はヨーロッパ市場へ注力するなどして堅調だった。

 19年度は、海外旅行ではヨーロッパを中心にチャーターツアーを強化。国内旅行では北海道や中国、四国が順調な回復を見込む。海外・国内旅行はウェブやテレビCM、テレビ通販の展開で個人型旅行やクルーズなどのテーマ旅行商品の強化を図る。


情報提供:トラベルニュース社