遠距離方面に10連休効果が顕著 日本旅行のGW動向
日本旅行(堀坂明弘社長)は3月12日、予約状況から今年のゴールデンウイーク(GW)の旅行動向をまとめ発表した。国内旅行は沖縄や北海道といった遠距離方面が前年同期比3−4倍、海外旅行も同2倍超となるなど、10連休効果が顕著な好況ぶりを示している。
国内旅行では、前年からの都道府県別人気上昇ランキングの1位は群馬県。来年デスティネーションキャンペーン(DC)を控え、プレDCを実施することが好調の要因と考えられる。以下、2位新潟県、3位島根県、4位栃木県、5位北海道と続く。
宿泊者数の多さでは1位沖縄県、2位北海道、3位東京都、4位大阪府、5位千葉県。現時点で全都道府県で同1・5倍超えとなる好調だ。
海外旅行の伸び率ランキングでは、フランスの需要が回復。コース設定を増やした効果もあり1位となった。2位はインドネシア、3位はベトナム、4位はグアム、 5位はカンボジアで、東南アジア方面の人気が伸びている。旅行者数は台湾、イタリア、ベトナム、タイ、香港の順。
情報提供:トラベルニュース社