海外旅行概況、18年1Qは昨年4Qと変わらず、前年比では増加
▽2Q予想は6ポイント増、回復基調を予想
続く4月から6月までの3ヶ月間については、海外旅行全体で6ポイント増のマイナス10ポイントを予想。旅行会社からは「近隣のアジア、特に台湾やベトナムが良い」「ヨーロッパや、4日間で行ける台湾・香港が比較的動いている」「近くて安いデスティネーションが好調」などの声が挙がった。
業態別では総合旅行会社が15ポイント減のマイナス6ポイントとなる以外は増加する見込み。「海外旅行系旅行会社」は41ポイント増の6ポイントとプラスに転じるほか、「海外旅行ホールセラー」も25ポイント増の0ポイントに回復する見通しという。
方面別では「ヨーロッパ」が9ポイント増でマイナス8ポイントにまで回復。一方で「オセアニア」は5ポイント減のマイナス27ポイントと最も落ち込み、「韓国」も2ポイント減のマイナス49ポイントとなる見通しだ。
顧客層別では「ハネムーン」が10ポイント増のマイナス26ポイントになるほか、「ファミリー」「シニア」「一人旅」が増加。「シニア」は2ポイント増の1ポイントでプラスに転じる一方、最も落ち込む「学生」は18ポイント減のマイナス39ポイントを予想する。
7月から9月までの3ヶ月間については、1月から3月までと比べて海外旅行全体で4ポイント増のマイナス12ポイントとなり、回復基調が継続する見通し。