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日本とインド、20年の交流70万人に向けMOU締結

  • 2017年12月20日

 観光庁はこのほどインド政府観光省と、2018年から20年までの観光分野における共同活動プログラムについて覚書を締結した。20年の交流人口70万人を目標に掲げ、双方向の交流促進に取り組む。東京で開催した第2回の「日印観光協議会」において決定した。

 昨年にインドを訪れた日本人は21万人、日本を訪れたインド人は12万人で、合計では33万人。今後は両国政府が協力し、旅行博や商談会への出展、観光商品の企画・造成、ソーシャルメディアなどを通じた情報発信、若者の交流促進などに努める。具体的な取り組みについては毎年アクションプランを作成して共有する。

 「日印観光協議会」は14年に観光庁とインド政府観光省の間で結ばれた覚書に基づき、16年10月にデリーで第1回会合を開催。今年の9月にアーメダバードで開催された日印首脳会談での共同声明で、両国間の観光や航空などの分野における協力などが盛り込まれたことを受け、第2回の開催に至った。会合には観光庁長官の田村明比古氏やインド政府観光省次官のラシュミ・ベルマ氏、両国の民間企業からの代表などが参加した。